高齢化が進む日本ですが、単に病気をしない、長生きをする、といった医学的なニーズだけでなく、より健康的で、活動的で、楽しいシニアライフを送るためのアンチエイジングニーズが高まっています。

　そうしたアクティブな老後を送るために有望な成分として人気なのがコンドロイチンですね。こちらのコラムでは、コンドロイチンの持つアンチエイジング効果をご紹介していきたいと思います。

　さて、中国に「医食同源」という言葉がありますが、この言葉は今や日本でも、薬膳料理などでおなじみだと思います。

　広辞苑によれば「医食同源とは病気をなおすのも食事をするのも、生命を養い健康を保つためで、その本質は同じ」としています。

　食べることは生きるための基本であり、バランスのとれた食物摂取は健康保持の第一です。ですから、中国では伝統的に食事には気をつかいます。正しい食事をとることで、常日頃から病気にならない身体づくりに心がけているわけです。

　医食同源ということは、食事は、おなかがすいたから、空腹感を満たすため、というだけではなく、もっとずっと積極的な意味を持っているということを教えているのです。中国の人たちは、いつも健康で強精強壮で長生きしたいとの思いから、毎日の食事を考えているのです。

　私たち日本人は、空腹感を満たすことが先決で、しかも、最近では、できるだけダイエツトになるような献立を優先させ、食事全体のバランスを考えていないように思えてなりません。

　たしかに、美容面だけでなく、生活習慣病の予防という観点からも、ローカロリーの食事が注目されることは悪いことではありまぜん。

　しかし、実際には、ローカロリーということだけに注意が集中して、栄養全体のバランスや、健康に対する配慮が欠けているように思えるのです。

　中国料理の食材は、中国では実に豊富です。とにかく食べられないものは何もない、というくらいで、その食材は５０００種にも上るといわれています。

　食材も豊富ですが、それ以上に注目されるのは、レシピ（調理法）も体力増強・老化防止といった考え方でつくられる場合が圧倒的に多いということです。かつての宮廷料理の極めつけとして知られる「満漢全席」などは、３日３晩かけてゆっくり楽しむものですが、そのレシピの思想は、やはり体力増強・老化防止なのです。

　中国料理はフカヒレスープや海ツバメの巣のスープ、骨のスープなどに代表されるように、ネバネバ物質をバランスよく織り込んだところに特徴があります。つまりここまで述べてきたようにアンチエイジングに有効なコンドロイチンがたっぷり含まれているということですね。

　正しい食事というのは、結局、病気になりにくい身体づくりを心がける食事、ということになります。そして、正しい食事は、ネバネバ物質を豊富に織り込んだ食事であるといっても過言ではありません。

　ネバネバ物質を豊富に織り込んだ食事をとっていれば、若くて強健な身体をつくることができ、ねばり強い体質の人間をつくるのです。ねばりの効く人というのは、心身が強健で体力が旺盛です。

　これは、いいかえると、体内細胞が活発に作動していることの証しでありますし、身体の調子がすこぶるいいことの証しなのです。ねばり強い、という言葉と、体内のネバネバ物質とは、こうして深い因果関係にあるのですが、昔からの言葉というものは、時として、科学するはるか以前に、物事の本質を鋭く表現していることに驚きます。

　生活の中での人間の洞察力の凄さ、ということに尽きるわけです。

　参考になさってください。

　ここまでご案内してきたように、健康を維持し、アンチエイジング効果に興味がある方はコンドロイチンのサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

　なおコンドロイチンは、これまたアンチエイジング成分として人気の、ヒアルロン酸やグルコサミンと相乗効果があることから、これら３つの成分が同時に摂れるサプリメントが人気です。参考になさってください。

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