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太っている人は骨粗しよう症にならない?

 高齢化が進む日本ですが、単に病気をしない、長生きをする、といった医学的なニーズだけでなく、より健康的で、活動的で、楽しいシニアライフを送るためのアンチエイジングニーズが高まっています。

 そうしたアクティブな老後を送るために有望な成分として人気なのがコンドロイチンですね。こちらのコラムでは、コンドロイチンの持つアンチエイジング効果をご紹介していきたいと思います。

 さて、これまで繰り返し述べてきましたように、骨粗しょう症は、骨がスカスカになって、ちょっとしたショックで骨にヒビが入ったり、折れたりする病気です。

 この病気は、一般に50歳以上の女性に多発する病気ですが、それではここで、骨粗しょう症にも、かかりやすい人とかかりにくい人がいるということを知っておきましょう。

 まず、骨粗しょう症にかかりやすい人の特徴は、小柄でやせていて、食が細く、牛乳を飲むとすぐに下痢をするような人です。つまり、日常的にカルシウムの摂取が少ない人です。

 逆に、ある程度太っている人は、骨粗しょう症になりにくいことが、統計的にも知られています。

 太っている人は、高血圧、動脈硬化、脳血管障害などにかかりやすいところから、肥満はこうした成人病の危険因子として有名ですが、こと骨粗しょう症に限っては、太っていることは安全因子になっているのです。

 太っていることがなぜ安全因子なのでしょうか。それは、太っている人は体重が重いために、骨にかかる重力が大きく、いつも刺激を受けているので骨が強くなるのです。

 また、太っている女性の脂肪組織は、アンドロゲンという男性ホルモン等の他のホルモンからエストロゲンという女性ホルモンを合成する働きがあるので、太っていて脂肪組織の多い女性はエストロゲンが卵巣に代わって脂肪組織でつくられるようになり、骨粗しょう症が起こりにくくなる、というわけです。

 参考になさってください。

 ちなみに、こうした骨粗しょう症の予防やカルシウム不足に有効なのがコンドロイチンです。骨の組織成分の中心であるカルシウムをまとめる結合力を発揮しているのがコンドロイチンだからです。

 カルシウムの摂取時にコンドロイチンを併せて摂取すると、カルシウムの体内吸収がスムーズにいくという臨床データが出てきています。コンドロイチンは、カルシウムの骨への沈着のための栄養素なのです。

 健康を維持し、アンチエイジングにご興味がある方は、このような様々なうれしい効果・効能のあるコンドロイチンサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

 なおコンドロイチンは、これまたアンチエイジング成分として人気の、ヒアルロン酸やグルコサミンと相乗効果があることから、これら3つの成分が同時に摂れるサプリメントが人気です。参考になさってください。

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