関節痛成分「コンドロイチン」を徹底比較!豊富なコンドロイチン解説コンテンツも参考に!
高齢化が進む日本ですが、単に病気をしない、長生きをする、といった医学的なニーズだけでなく、より健康的で、活動的で、楽しいシニアライフを送るためのアンチエイジングニーズが高まっています。
そうしたアクティブな老後を送るために有望な成分として人気なのがコンドロイチンですね。こちらのコラムでは、コンドロイチンの持つアンチエイジング効果をご紹介していきたいと思います。
さて前回のコラムでは、結合組織の働きが悪くなることがいわゆる老化の原因だということがわかりました。結合組織の機能の中でも、実はムコ多糖体の機能の低下がいわゆる老化現象の原因なのです。
このムコ多糖類=ネバネバ物質の代表的なものがコンドロイチンで、細胞間の基礎物質として全身に充満しています。ところがこのコンドロイチンは、年を取るにしたがって減少します。ということは、つまり、コンドロイチンを補給してやれば老化は防止できる、あるいは老化の進行を遅らせることができる、というわけなのです。
>>>老化の犯人とは?
では今回は、コンドロイチンはネバネバ物質=粘性物質の代表なので、「ネバネバ物質=粘性物質とは何か」と、まずは広く見ることにしましょう。
ネバネバ物質は、起源別に動物性、植物性、微生物性の3つに大別できます。これを化学的成分から分けると、たん白と結合したものと、たん白と結合していないものとに分けることができますが、ここでは起源別にネバネバ物質の正体を見てみます。
1.植物性の粘性物質というのは、植物体に含まれているものが代表的で、そのほとんどはアミノ酸を含まず、各種の中性糖が長く連鎖してできたもの。たとえば納豆が長く糸を引くような集合体で「たん白質を含まない多糖体」ということができます。どんなものに代表的に含まれているのかといいますと、納豆、自然薯(じねんじょ=自然に山野にある山イモ)、ジュンサイ、昆布、ナメコ、シイタケ、キクラゲなどです。
2.徹生物性粘性物質というのは微生物体に含まれているもので、たん白を含んだものとそうでないものとが混在しています。どんなものに代表的に含まれているかといいますと、酵母やグラム陰性菌の細胞壁などです。
3.動物性粘性物質というのは、動物体に含まれているもので、たん白やペプチド(たん白の小さいもの)と結びついた多糖体や糖たん白のことです。これを広い意味でムコ多糖体といっています。牛、馬、豚、クジラといった哺乳動物の軟骨、それにフカヒレ、ナマコ、アワビ、スッポン、それに若鶏の骨などに多く含まれています。
コンドロイチンを積極的に補充してやろうと思えば、この3の動物性粘性物質から摂ることになりますが、実際に軟骨や骨を食べるのは現実的ではありません。そのために、より現実的な選択肢としてコンドロイチンサプリメントが支持を集めている、というわけですね。
細胞や、膝・腰の関節の健康を維持し、アンチエイジングや関節痛予防を進めたいと思う方はコンドロイチンサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。
なおコンドロイチンは、これまたアンチエイジング成分として人気の、ヒアルロン酸やグルコサミンと相乗効果があることから、これら3つの成分が同時に摂れるサプリメントが人気です。参考になさってください。
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