今、人気の成分として、毎日耳にしない日がないくらいなのが「コンドロイチン」ですが、正式名称は「コンドロイチン硫酸」で、われわれの体内にもともと存在するグリコサミノグリカンの一種です。

コンドロイチンは皮膚や関節などの結合組織に広く分布していますが、代表的な機能としては、関節内の軟骨の中でヒアルロン酸などと共に高分子複合体を形成し、軟骨にクッション性を与えています。加齢などにより、コンドロイチンが不足してくると、そのクッション機能が低下してくるほか、磨り減った軟骨組織の回復が遅れ、関節痛が長期間発症することになります。そのためコンドロイチンは、関節痛や腰痛を治療する目的で、医療現場でも利用されています。

さてこのコンドロイチンですが、目の健康維持に重要という点は下記コラムで指摘させていただきましたが、ドライアイにも有効なのをご存知でしょうか？

＞＞＞目の健康維持にコンドロイチン

ドライアイとは、涙の量が少なくなったり、成分が変わることにより、眼球の表面が乾燥し傷や不具合が生じる病気です。

涙は油分と水分、ムチンの３つの成分で構成されており、どれが足りなくてもドライアイになります。原因は加齢やストレス、偏った食生活のほか、目の酷使、空気の乾燥などによって引き起こされます。

またコンタクトレンズやレーシック手術によってもドライアイになりやすくなります。

ドライアイになると目がゴロゴロしたり、かすむなどの不快感だけでなく、目が痛んだり、視力が低下するなどの悪影響が出てきます。たかが目の乾きと甘く考えることはできませんね。

コンドロイチンは上記の通り強い粘性と保水力があることから、こうした目の乾き＝ドライアイを改善・解消するのに最適な成分の１つと言えます。実際、コンドロイチンが配合されたドライアイ用目薬も多く販売されています。

また目薬のように直接、目にを差すのも有効ですが、コンドロイチンは目の硝子体の主要成分の１つですので、体内に十分取り込むことも間接的には痛んだ目の補修や回復に役立ちますね。

ドライアイが気になる方は、コンドロイチン入りの目薬やサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

＞＞＞最新のコンドロイチン比較ランキングはこちら