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動脈硬化は一たんおきると、それをもとに戻すことはなかなかむつかしいものです。
おきないようにすることが大切です。
動脈血管というのは内膜、中膜、外膜という三層からできています。
内膜は内被細胞、中膜は主として筋肉組織、外膜は結合組織からできていて、各層をつなぐのも結合組織です。
結合組織部分には弾力線維が二重にとりまいています。
ちょうどゴム管のように弾力性に富んでいます。
心臓から押し出される血液によって血管が拡張し、その拡張した反動によって血液の流れが円滑におこなわれるようになっています。
動脈硬化症というのは、この内膜、中膜、外膜に変化が起きる病気です。
そして、どの部分に、どのような変化がおきるかによって病気を次のように大別しています。
1.細動脈性動脈硬化症
2.中層動脈硬化症
3.粥状動脈硬化症
詳しくは次回以降ご案内します。
(続く)
参考にしてみてください。
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