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肌の大敵不定愁訴を撃退するコンドロイチン

「老化」と「加齢」とは、密接な関係にあります。

「加齢」は、時間の経過にともなって「成長期」「成熟期」「退縮期」にわけられますが、老化は退縮期に認められる変化です。

40歳前後からはじまる老化には、すべての人に訪れる生理的老化(加齢による自然な老化)と病的老化があります。

不定愁訴というのは、ストレスなどによって起こる原因のはっきりしない心身の障害(食欲不振、倦怠感、疲労感、頭重、頭痛、不眠、便秘、肩凝り、腰痛など)です。

実際に症状があるわけですから肉体的にも愁訴(苦痛)ですが、原因がわからないままなので、精神的愁訴(苦しみ)がともなっています。

このような状態が美容にとってもいいわけがありません。生活年齢を引き上げてしまう不定愁訴は、とくに中高年女性の大敵です。

医療機関がおこなっている不定愁訴の治療では、一般的に自律神経調整剤、ビタミン剤、漢方薬などが用いられてきました。しかし、近年になって、コンドロイチンが有効であることがわかり、試用されています。

「内科領域における各種不定愁訴に対するコンドロイチンの臨床効果」(東京都府中病院)

「外科手術後の各種不定愁訴に対するコンドロイチンの効果」(日赤医療センター)

「内科領域における慢性疾患の不定愁訴に対するコンドロイチンの臨床的検討」(愛知医大)

「コンドロイチンの内科疾患に伴う各種不定愁訴に対する臨床効果」(宮城中央病院)

などの臨床結果も多く報告されています。

結果報告によれば、コンドロイチンは不定愁訴に対して、驚くべき臨床効果を発揮しています。

一例として、宮城中央病院の報告を紹介しましょう。

この試験は、当病院内科を訪れた患者のなかで、原疾患のいかんを問わず、倦怠感、疲労感、食欲不振、肩凝り、頭重、四肢のしびれ、不眠などの不定愁訴を訴えた成人患者を対象におこなわれました。

・使用薬剤:一錠中コンドロイチン硫酸ナトリウム260mgを含有する裸錠

・投与方法:1回2錠、1日3回、毎食後服用

・投与期間:8週間(7週間1例、13週間1例を含む)

原疾患に対する治療薬以外、ビタミン剤、栄養剤の併用はおこなわれませんでしたが、症例、試験成績、判定についてはどうなったのでしょうか?

次回、この報告の「考察」部分をご紹介したいと思います。

参考になさってください。

こうした健康効果が期待されるコンドロイチンですが、アンチエイジングや関節痛予防を進めたいと思う方はコンドロイチンを試してみてはいかがでしょうか。

なおコンドロイチンは、これまたアンチエイジング成分として人気の、ヒアルロン酸やグルコサミンと相乗効果があることから、これら3つの成分が同時に摂れるサプリメントが人気です。参考になさってください。

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