コンドロイチンは、動物性食材のなかでも、とくにサメの軟骨に多く含まれています。別名フカとも呼ばれるサメのヒレは、フカヒレスープなどの中国料理で珍重されています。

フカヒレも軟骨ですが、サメの骨格は、すべて軟骨からできています。骨よりも柔らかい軟骨だけなので、サメには柔軟な動きが与えられているわけです。

軟骨には、骨のようなカルシウムやリン、血管や神経繊維はありません。しかし、特殊タンパクとコンドロイチンは豊富に含まれています。サメの全体重の６〜８パーセントが軟骨で占められていますが、これは、同じ大きさの哺乳動物の１０００倍の量であるといわれています。

サメは、脊椎動物のなかでは、メクラウナギやヤツメウナギなどの円口類についで原始的な動物で、出現した約４億年前から現在にいたるまで、構造上の進化がみられません。分類では、魚類の板鰓目軟骨魚に属する古代生物とされています。

寿命は、２５年から１００年（種類によっては平均寿命７０年）と長く、ガンにかからない唯一の脊椎動物（サメの発ガン率は、１００万分の１）でもあります。４億年も変化せずに生きのびてこられたのは、病気に対する驚異的な抵抗力がある上に、宿敵がいないことが大きな理由ですが、見逃せないのは、食生活です。

サメの食生活は、非常に合理的かつパワフルです。サメがエサにしているのは、海のなかを元気に泳ぎまわっているものではなく、弱っているもの、傷ついているもの、つまり、戦わずして簡単に仕留めることができるものです。

サメには、こういった獲物の存在をキャッチする超高性能の嗅覚と聴覚があります。脳の３分の２が嗅覚機能で、潮流のなかでは１６００メートル先の血のニオイを嗅ぎとる能力があるといわれていますし、水中を伝わる音の振動は、それ以上の距離範囲までキャッチできるようです。

獲物は、小さな魚ばかりではありません。大型の海中生物も弱っていたり傷ついていれば、食べてしまいます。人食いザメは、３５０種類中４種類のサメだけですが、いずれにせよ人間も食べてしまえるほどの咀嚼能力があります。

サメは、強籾な歯をもっていますが、上の歯が７．２日ごとに、下の歯が８．２日ごとに生え変わっています。それほどまでに歯を酷使するエサを、日々、パワフルに食べ続けているのです。

サメの生態についての研究が、もっとも進んでいるのはアメリカです。第二次世界大戦中に、南方海域での戦闘で、撃墜された航空機のパイロットや、沈没した艦船の乗組員が、サメに食い殺されるという事態が続出し、海軍が、専門家を集めてサメ追放のためのプロジェクトチームを作ったのが、研究開始のきっかけでした。

以後、今日にいたるまで、アメリカ生物科学協会のサメ研究委員会は、研究を継続しています。

サメの種類は、３５０種類ですが、そのうちの１２種類が人を襲うとされています。特に人食いザメとして恐れられているのは、４種類（ホオジロザメ、シュモクザメ、レモンシャーク、イタチザメ）で、沿岸や外洋の海面に近い層に生息しています。

ほとんどのサメは、赤道をはさんで北緯１５度から南緯１５度ぐらいまでの、海水温度の高い海域に棲んでいます。

参考になさってください。

このようにサメの長生きを支えるコンドロイチンですが、アンチエイジングや関節痛予防を進めたいと思う方はコンドロイチンを試してみてはいかがでしょうか。

なおコンドロイチンは、これまたアンチエイジング成分として人気の、ヒアルロン酸やグルコサミンと相乗効果があることから、これら３つの成分が同時に摂れるサプリメントが人気です。参考になさってください。

＞＞＞最新のコンドロイチンランキング比較はこちら